曾子【論語】吾れ日に吾がみ身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか。

 論語孔子の弟子の曾子の言葉。

 

曾子曰く、
吾れ日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交じりて信ならざるか、習わざるを伝えしか。

 

 私は毎日3回、自分を我が身を振り返り見つめ直します。

人の為を思い誠実に行動出来ているか、大切な人達をおろそかにして信頼を失うような事をしてないか、習った事をちゃんと納得もしていないのに自分の言葉のように教えてないか。

 

 

 

 

●吾(ワ)れ日(ヒ)に吾が身(ミ)を三省(サンセイ)す。

私は1日に3度自分を見つめ直し反省する。

 

 自分の1日を毎日振り返り、今日1日の自分を見つめ直す。良いですね、周りの事や仕事の事など今生きている環境の事を考える事は良くありますが自分自身を見つめ直し、反省するってあまりしない気がする。

 

 

 

●人の為に謀(ハカ)りて忠(チュウ)ならざるか。

人の為を思い誠実に行動しているか。

人の為に真剣に考えてあげれただろうか。

 

 

 

●朋友(ホウユウ)と交(マジ)わりて信(シン)ならざるか。

友人と信頼を失うような付き合いをしていないか。

 

 これは本当に大切だと思います。自分は広く浅くより、狭く深く??別に狭くは意識してはいませんが、、、笑。自分が大切だと思う者、自分の周りにいる色んな人達をちゃんと大切に出来ているかいつも意識してます。

それはそれが綺麗だからとか、それが立派だからとか、人脈は必要だからと言う理由ではありません。自分が好きと思うから、大切だと思うからだからしっかり大切にする、ただそれだ、単純な事なんです。

でも意外とそれが出来てなくて身近にある大切な物をおろそかにして壊れていってしまう事、ズレていってしまう事、気づいたら失ってた時、、、なんて事を良く見ます。

でもズレすぎてしまってたり、もう失ってたりすると修正は、なかなか難しいです。身近にあればあるほど人はその環境に甘えすぎてしまったり、おろそかにしてしまったりする事があります、例えば家族であれば毎日ご飯を作ってくれたり、家事や仕事をして育ててくれてる親だったり、兄弟だったり、いつも当たり前のように近くに居るからこそ感謝を忘れたり、当たりが強くなってしまう事もあります。

 

恋人同士であれば最初は大切に想い合い、相手の幸せばかり考え合い、好きに比べれば気にもならなかった相手の行動もいつしか許せなくなる、相手の幸せをも考えられなくなり自分の不満や欲求をぶつけ合うようになってしまう事がある、そして気持ちはどんどんズレていってしまう。

それは互いにいつしか今の幸せに甘え、相手を大切にする意識を忘れてしまったのではないか??最初の気持ちのまま互いに相手を大切にする事忘れずに意識して想い合えれば更にお互いに信頼し合い、お互いに特別な存在になれると思います。

でもそれがなかなか難しいのです、、だから常に意識しちゃんと大切に出来ているのか見つめ直し改めるのです。自分が大切だと思う人を見極め、ちゃんと大切にする。その気持ちを大切にする。

それが出来れば必ず幸せになれる、おろそかにしれば人を大切に思う気持ちさえも忘れてしまう。

 

 

 

●習(ナラ)わざるを伝(ツタ)えしか。

師から習った事を充分納得してない事を受け売り教えたりはしなかったか。

 

教わった事、知った事をちゃんと理解し納得もしてないのに自分の言葉の用に誰かに教えてないか。そうゆ事ですかね、、。そうゆう人は言葉に重みがなく行動が追いつかず言う事だけは立派な人。と見られるのだろう、、そうならない為に学んだ事は何度も考え、復習し行動する。そしていつしか自分の言葉となり自然と行動に出ると思います。

そうなれば勝手に周りに伝わると自分は思ってます。