2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

孔子【論語】徳、孤ならず、必ず鄰あり。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 徳、孤ならず、必ず隣あり。 師は言った、 徳のある者は孤立しない、必ず理解者が近づいてくるものだ。 ● 徳(トク)、孤(コ)ならず、必(カナラ)ず鄰(トナリ)あり。 人思い、正義を尽くし、良い行いをする人の所には、人と孤立する事はなく…

孔子【論語】賢を見ては斉しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省み流なり

論語、孔子の言葉。 子曰く、 賢を見ては斉しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省み流なり。 師は言った、 すぐれた人を見たら自分もこんなふうになろうと思い、つまらぬ人を見たら自分の中にも似たような事がないか、振り返るのだ。 ● 賢(ケン)を見(…

孔子【論語】君子は義に喩り、小人は利を喩る。

論語、孔子のことば。 子曰く、君子は義に喩り、小人は利を喩る。 師は言った、 立派な人はその行動が正義になっているかを考え、つまらない人は物事をすぐ自分の損得で考える。 ● 君子は義に喩り、小人は理に喩る。 立派な人はその行動が自分にとって、正義…

孔子【論語】位なきを患えずして、立つ所以を患えよ。己の知らるるなきを患えずして、知らる可きを為さんことを求めよ。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 位なきを患えずして、立つ所以を患えよ。己の知らるるなきを患えずして、知らる可きを為さんことを求めよ。 師は言った、 地位が与えられない事を悩むより、なぜ自分が今の地位なのかを悩みなさい。自分を認めてくれない事を悩…

孔子【論語】朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり。

論語、孔子の言葉。 師曰く、 朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり。 師は言った、 朝に人としての真理の道を聞き悟る事が出来たなら、夕方に死んでも心残りは無い。 ● 朝(アシタ)に道(ミチ)を聞(キ)かば、夕(ユウベ)に死(シ)すとも可(カ)なり。 朝に人と…

孔子【論語】由や、これを知るを誨んか。これを知るを為し、知らざるを知らずと為す、これ知るなり。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 由や、汝にこれを知るを誨えんか。これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり。 師は言った、 由よ、お前に「知る」と言う事を教えよう。知ってる事は知ってると言い、知らない事は知らないと言う、…

孔子【論語】学びて思わざれば罔し。思いて学ばざれば殆うし。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 学びて思わざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち殆うし。 師は言った、 教わるだけで自分で考えなければ本当に理解する事は出来ない。自分1人で考えるだけで広い知識を学ぼうとしなければ独断に偏る。 ● 学(マナ)びて思(オモ)…

孔子【論語】先ずその言を行いて、而る後にこれに従う。

論語、孔子の言葉。 弟子の子貢が君子の資格について尋ねた、、 子曰く、 先ずその言を行いて、而る後にこれに従う。 師は言った、 優れた者は発言する前にまず実行し、実行して初めて発言するのだ。 ● 先(マ)ずその言(ゲン)を行(オコナ)いて、而(シカ)る後…

孔子【論語】故きを温めて新しきを知れば、以て師たる可し

論語、孔子の言葉。 子曰く、 故きを温めて新しきを知れば、以て師たる可し。 師は言った、 昔得た知識を究めて新しい知識を見解を得る、これこそ師たる者の資格だ。 ● 故(フル)きを温(アタタ)めて新(アタラ)しきを知(シ)れば、以(モッ)て師(シ)たる可(ベ)…

孔子【論語】吾れ十有五にして学を志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十にして心欲する所に従い、矩を踰えず。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 吾れ十有五にして学を志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十のして心の欲する所に従い、矩を踰えず。 師は言った、 私は15歳で学問を志した。30歳になってその基礎が出来て自…

孔子【論語】これを導くに政を以てし、これを斉うるに刑を以てすれば、民免れて恥ずるなし。

論語、孔子の言葉。 子曰く、これを導くに政を以てし、これを斉うるに刑を以てすれば、民免れて恥ずるなし。 これを導くに徳を以てし、これを斉うるに礼を以てすれば、恥ずるありて且つ格し 師は言った、 民を導くのに法令を用い、刑罰で国民を統制すれば国…

孔子【論語】政を為すに徳を以てす。譬えば北辰の、その所に居て、衆星のこれに共かうが如し。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 政を為すに徳を以てす。 譬えば北星の、その所に居て、衆星のこれに共かうが如し。 師は言った、 政治を行うに際して道徳を持って行う。 例えばそれは北極星はその場を動かずとも、それを中心としてその周りを星々が巡るような…

孔子【論語】人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患う。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患う。 師は言った、 人が自分の事を理解してくれない事を思い悩んでも仕方ない、それよりまずは自分が人を理解出来てない事を心配すべきだ。 ●人(ヒト)の己(オノレ)を知(シ)らざるを…

曾子【論語】吾れ日に吾がみ身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか。

論語、孔子の弟子の曾子の言葉。 曾子曰く、吾れ日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交じりて信ならざるか、習わざるを伝えしか。 私は毎日3回、自分を我が身を振り返り見つめ直します。 人の為を思い誠実に行動出来ているか、大切な人…

孔子【論語】学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。明あり遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。

論語、孔子の言葉。 子曰く、 学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。明あり遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。 師は言った、 学んだ事は何度も復習し行動し、自分の物にする、これがなんと嬉しい事か。 そして…

初めまして!現代の世界情勢の事や歴史、哲学、思想など自分の人生において何が幸せなのか?何が正義なのか?など考えて答えを求める事が好きです。 今までは自分の中だけで考え、感じて、自分の心の中だけで答えを出してまた考える。そこで終わっていました…