孔子【論語】人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患う。

論語孔子の言葉。

 

子曰く、

人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患う。

 

師は言った、

人が自分の事を理解してくれない事を思い悩んでも仕方ない、それよりまずは自分が人を理解出来てない事を心配すべきだ。

 

 

 

●人(ヒト)の己(オノレ)を知(シ)らざるを患(ウレ)えず、人を知らざるを患う。

相手が自分を認めてくれない事思い悩む前に、まず自分が相手を理解してあげよう。

 

 誰かに認めてもらいたい時、周りに評価されたい時、その自分の願望ばかり考えてしまいがちです。それよりもまずは自分が大切な人、仲間などを理解する事が大切だと思います。

それは理解してもらえると自分なら嬉しいし、理解されると心が開けるからです。

だから関係を深めたい大切な相手をまず自分から理解して寄り添います、そしたら相手も心開き私を理解してくれるでしょう。

想いは返ってくるものです。相手を想い理解してあげれば相手も私を理解してくれるでしょう、でも自分の理解されたい、認められたいなどの願望ばかりでは中々相手の心に私を理解してあげようという思いやりは生まれないでしょう。

 

 

自分が嬉しいと思う事を人にもしてあげる、自分がされて嫌な事は人にしない。

子供の頃から良く習う事だけど意外と出来てない事が多い、、でもこれが出来るだけでも素晴らしい人間になれると思います。