孔子【論語】由や、これを知るを誨んか。これを知るを為し、知らざるを知らずと為す、これ知るなり。

論語孔子の言葉。

 

子曰く、

由や、汝にこれを知るを誨えんか。これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり。

 

師は言った、

由よ、お前に「知る」と言う事を教えよう。知ってる事は知ってると言い、知らない事は知らないと言う、これが「知る」と言うことだ。

 

 

 

 

 

 

● 由(ユウ)や、汝(ナンジ)にこれを知(シ)るを誨(オシ)えんか。

由よ、お前に本当の意味の「知る」とはどゆう事か教えよう。

 

孔子の弟子、s武道派で弟子の中で1番の勇者と言われ、最期には主の為に謀反に立ち向かい己の「義」を尽くして命を落とす。

 

仲由(チュウユウ)と言う名前だが子路(シロ)とも呼ばれる。

姓は「仲」名は「由」。字が「子路」である。

※字「アザナ」とは一般的に成人した時などに名前とは別で貰うその人の呼び名。

 

 

 

 

● これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり。

知ってい事は知ってると言い、良く知らない事はハッキリ知らないと言う、自分が何を知っているのか、なにを知らないのか知ることも大切だ。

 

ギリシア哲学のソクラテス言う「無知の知」と似ていますね。しっかり理解していない曖昧な事を自分は知ってるとするのではなく、自分の無知を自覚し知らない所を学ぶ事が大切である。

 

 

 

 

 

● これを知(シ)るをこれを知るとなし、知(シ)らざるを知らずとなす、これ知(シ)るなり。